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臓器・組織の提供を国民に訴え「多国籍な国で重要」OTA

【キャンベラ25日】   オーストラリア臓器・組織管理局(OTA)は、国内での臓器・組織の提供を行った国民の4分の1が移住者だったことが新調査で明らかになったことを発表し、移住者たちに臓器と組織の提供を呼びかけた。

 

調査によると、 海外で生まれてオーストラリアに移住している人たちは現在760万人以上になり、国内の人口の約3分の1を占めている。昨年死亡者のうち463人が臓器提供者となったが、そのうち112人が移民だった。

 

OTAは、遺伝的に類似性のある臓器の移植の方が、より良い結果をもたらすとし「現在国内では1800人近くの患者が順番待ちリストにいる。同じ民族的背景を持つ人からの臓器提供と移植は適合性が高い」としている。

 

また、「70~80代の高齢者の人たちでもほとんどの場合臓器・組織の提供者になることができる。ぜひ登録をして専門家と相談をしてほしい」と訴えた。

 

ソース: news.com.au – DonateLife Great Registration Race: Multicultural Australians urged to register as organ and tissue donors

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