【ACT4日】 オーストラリアの複数州で、吹雪や強風、さらに「異常に高い潮位」が予想されており、数百万人に警戒が呼びかけられている。
複雑な気圧配置が国内を通過する中、南部の3州では吹雪や被害をもたらす強風、高潮への警戒態勢が敷かれている。気象局は、この低気圧システムにより、NSW州やVIC州の一部で最大時速90kmに達する危険な強風が発生する可能性があると警告した。強風は3日朝に一時的に弱まったものの、午後には再び強まり、ビクトリア・アルプス、VIC州南部、NSW州中部で夜まで続いた。
気象予報士のジョナサン・ハウ氏は、これらの強風がスノーウィー山脈やビクトリア・アルプスで吹雪のような状況を引き起こす可能性があると指摘。「4日夜から5日にかけて再び強風が発達し、イラワラ地域や北部高地にも影響が出る可能性がある」と述べた。
同じ気象システムにより、VIC州沿岸では「異常に高い潮位」が発生する見込みだ。低地の沿岸地域では浸水の恐れがあり、沿岸災害および洪水警報が出されている。中部および東部沿岸では4日にかけて高い海面水位が続く見通し。
また、この低気圧がタスマン海へ東進する中、SA州では洪水警報が継続されている。さらに、寒冷前線と閉塞前線の影響で、SA州、NSW州内陸部、VIC州、TAS州など南東部の広い範囲で雨が予想されている。これらの降雨は4日いっぱい続く見込み。
連休およびスキーシーズン開始を前に、スキーリゾートでは5〜25センチの積雪が予測されている。
上級気象予報士アンガス・ハインズ氏は、山岳地帯では非常に強い風が吹いており、2日には最大時速100kmの突風が観測されたと述べた。「現在は非常に風が強く、雪も降っている。山にいる人にとっては視界が非常に悪い状況だ」と説明した。ただし、この気象システムが週後半に遠ざかるにつれて、天候は徐々に落ち着く見込みだ。
一方、南東部でこの気象システムの影響が続く中、主要都市の気温はシドニーを除いて全体的に低めとなっている。
ソース:news.com.au – Multiple Aussie states on alert for ‘blizzard’ conditions, ‘abnormally high tides ahead of long weekend