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風力発電タービンが倒壊 原因は暴風雨か

【VIC6日】  VIC州ジーロング(Geelong)から西へ80キロメートルの場所にあるベリーバンク風力発電所で、全長112メートルの風力タービンが倒壊した。安全性に関する懸念から州内のタービンについて点検を求める声が上がっている。倒壊によるけが人は報告されていない。

ベリーバンク(Berrybank)とゴールデン・プレーンズ(Golden Plains)の風力発電所を管理するサービス・メンテナンス企業のヴェスタス(Vestas)は、3日夜の雷雨と暴風によってタービンが倒壊した可能性があるとして調査を進めている。

ヴェスタスの広報担当者によると、事故管理チームを結成した後、現場スタッフがベリーバンクのすべての風力タービンについて詳細な調査を行う予定だ。

ゴールデン・プレーンズでは昨年11月、下請け業者の男性作業員が設置準備中にブレードが落下し、圧死する事故が発生している。また、昨年9月にはタービンの羽の部品が外れ地面に落下する事故が起きている。

野党住宅・緊急サービス担当相のリチャード・リオーダン氏は、「火災の危険が高い地域、道路、コミュニティの近くに何千もの高い風力タービンが設置されている。抑えのきかない火災や突然の倒壊の恐れに対応しなければならない」と述べ、同州のアラン政権に対し調査を求めた。

一方、アラン州首相は、野党が再生可能エネルギーへの移行を攻撃するために事件を利用していると主張した。

 

ソース:news.com.au-Destructive storm brings down wind turbine, prompting safety concerns

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