政治

ハンソン党首、“大量国外退去”支持で再び波紋

【ACT19日】   ワン・ネーション党のポーリン・ハンソン党首が、英国訪問中に極右系人物らと面会し、「大量国外退去」政策への支持を表明して再び物議を醸している。

ハンソン上院議員は、オーストラリアでも同様の強硬な移民政策を導入したい考えを示した。今回の訪英中の一連の発言の中で、ハンソン氏はテレビ番組「スポットライト」に出演し、移民に対する姿勢をさらに強めた。

19日夜の番組では、リストア・ブリテンのルパート・ロウ党首と面会する様子が放送され、同氏が掲げる外国生まれ移民の「大量国外退去」計画について問われると、「大好きだ」と答えた。

ハンソン氏は英国やイタリアを訪問しており、滞在中には資源業界の大富豪のジーナ・ラインハート氏と高級ホテルで過ごしたり、ドルチェ&ガッバーナのファッションショーに参加したことでも批判を受けている。また、極右活動家のトミー・ロビンソン氏のポッドキャストに出演したほか、ロンドンで開催された保守政治行動会議(CPAC)で講演し、移民削減やトランスジェンダーの権利を批判した。

番組内で「大量国外退去」をどのように実施するのか問われると、「最善の方法を探るため、関係当局と協議する」と述べるにとどめ、具体策の提示は避けた。「その場しのぎで政策を語るつもりはない。あらゆる政策と同様に、関係者と議論する」と説明した。また、「国内に不法滞在している人々の国外退去」を支持すると述べた。

過去にナショナル・プレスクラブでオーストラリアは「単一文化(モノカルチャー)」であるべきだと発言したことについて後悔はないかと問われると、「まったくない」と答えた。「私が彼らをオーストラリアに連れてきているわけではない。彼らが選んで来ているのだ。なぜ来るのか?それはオーストラリアが最高の国だからだ」と語った。

番組では、移民人口の多い地域をロビンソン氏と訪れる様子も映され、「ブルカを見るのが嫌いだ。女性が覆われているのは耐えられない」と発言した。ロビンソン氏(本名スティーブン・ヤクスリー=レノン)は、非番の警察官への暴行など複数の前科を持つ人物である。

入国を拒否された経歴がある人物と面会することが適切か問われると、「英国での彼の経験に耳を傾けている」と述べた。また、イスラム教を過去に「病気」と表現した発言についても撤回せず、「相容れないものだと考えている」と主張した。オーストラリアに住む100万人以上のイスラム教徒が不快に感じる可能性について問われると、「オーストラリアの文化的生活様式が変わっていることに対して、私が不快に感じていることは誰も考慮しないのか」と述べた。

ソース:news.com.au – ‘I love it’: Pauline Hanson backs idea for ‘mass deportations’ from Australia

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