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摂食障害が急増、親に子どもとの対話呼びかけ

【ACT9日】   オーストラリアで摂食障害が急増する中、専門家は親に対し、子どもに見られる「警告サイン」に注意し、メンタルヘルスや体型についてオープンかつ慎重に話し合うよう呼びかけている。

今週、メディアパーソナリティのキャリー・ビックモア氏は、アメリカの歌手アリアナ・グランデが極端に痩せて見える動画について「どう受け止めればいいか分からない」と語った。自身の娘たちがグランデを憧れの存在としている中で、その健康状態について話すことの難しさを明かした。

摂食障害は、神経性やせ症や過食症などを含み、オーストラリアでは人口の4〜16%に影響しているとされ、過去20年間で増加傾向にある。2022年の研究では、特に若者や思春期の人々、主に若い女性やLGBTQIA+コミュニティで多く見られることが分かっている。また、2013年から2018年にかけて世界全体の有病率は3.2%から7.8%へと増加し、毎年約330万人が命を落としている。

専門家によると、著名人の外見の変化や摂食障害について子どもと話すのは難しいが、避けるべきではないという。まずは子どもの気持ちを聞き、「このニュースを見たけど、どう感じた?」といった形で会話を始めることが重要だとされる。

小学生には簡潔で事実に基づいた説明が適している一方で、思春期の子どもとはより深い対話が必要になる。10代の子どもはこうした情報に最も多く触れているにもかかわらず、自分から話題に出すことは少ないため、親の側から切り出す必要があると指摘されている。

一方で、著名人の見た目についてコメントすること自体は逆効果になる可能性がある。肯定的であれ否定的であれ、外見を評価する発言は「人の体は常に判断されるもの」というメッセージとして子どもに伝わってしまうためだ。その代わりに、「多くの人に体について話題にされるプレッシャー」など、状況に焦点を当てることが有効とされる。また、摂食障害は見た目で判断できるものではなく、単なる選択や虚栄心ではなく「病気」であることを明確に伝えることも重要だ。

家庭内での会話や態度も大きな影響を与える。例えば、「今日は食事を控えなきゃ」などの発言や、自分の体型を否定的に語る姿は、子どもに強いメッセージを与える可能性がある。

調査では、84%のオーストラリア人が「他人よりも自分の体に優しく接することが難しい」と感じており、日常的な自己否定的な発言が食行動や生活全体に影響を与えているとされる。

さらに専門家は、摂食行動の変化にも注意を払うよう呼びかけている。食事量の減少だけでなく、「健康的になりたい」といった急な行動の変化や、食べ物に関する秘密主義、過度なこだわりなども兆候となり得る。また、急激に激しい運動を始めたり、体重や外見への強い執着が見られる場合は、早急な対応が必要とされる。

専門家は、子どもが安心して話せる環境を整え、あらゆる体型を受け入れる姿勢を示し、食べ物に善悪をつけないことが、摂食障害の予防につながると強調している。

ソース:news.com.au – ‘Crucial’: Parents urged to talk about eating disorders with children as rates skyrocket in Australia

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