【TAS28日】 大手スーパーのウールワースは、2027年からタスマニア産牛肉を同社の店舗で販売しないと発表した。州内の生産者にとって大きな販売先の一つだっただけに、農家からは落胆の声が上がっている。ウールワースは、生産費とバス海峡を越えて牛を輸送する費用の上昇が判断の理由だとしている。
同社は長年、JBSフーズのロングフォードの食肉処理施設を通じてタスマニア産牛肉を調達してきたが、この取引関係も2027年に終了する見通しである。現在、ウールワース向けの牛はタスマニアで処理された後、ビクトリア州へ運ばれて加工され、再びタスマニアへ輸送されている。生産者からは、輸送費や処理費の高さから、この仕組みは持続が難しかったとの見方も出ている。
一方、農家側からは、ウールワースとの契約が市場価格の変動が大きい中で安定した販路となっていたとの声がある。ウールワースは、影響を受ける生産者を2027年までの移行期間中支援するとしている。なお、コールズもタスマニア産牛肉を購入しておらず、同州の牛農家にとって販売先の選択肢が限られる状況となっている。
ソース:abc.net.au – Woolworths confirms it will no longer buy Tasmanian beef from 2027