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NSW州で暴動を抑制する為の新たな規制

シドニー - NSW州政府は、シドニー東部海岸地域で発生した暴動を抑制する為、今週の木曜日に新たな法案を州の緊急議会で通過させる予定。
同政府を動かす原因となった人種差別に関連した暴動は、クロヌラビーチで2晩続けて発生し、酒に酔った群衆が中東系の外見を持つ人々を無差別に追撃した。
 
新たな法案では、警察は一部の地域を通行止めにしたり、車を没収したり、また店の営業許可書を無効にするなどの権限を持つ。また一時的に一定の区域をアルコール禁止地域に指定することができる。また、同法案では、暴動に関った者に対する刑罰をより厳しくし、現在の懲役5年から15年となる。
 

イエマNSW州首相は、「暴動に関る違法者らは、我々の社会に戦争を挑んでいる。このまま彼らの好き放題をさせるわけにはいかない。」と述べた。

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