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危機にさらされる公共の医療体制 -口封じされた医者が語る

ケアンズ 11日 -豪政府は、専門医らに、公共の医療体制が抱える深刻な問題を公表しないように、口封じをしていたという。

口封じを強制されたロイヤル・オーストラルアジア医師大学(RACP)に加盟する医師らは、1992年以来、小児科のベット数が30%減少しており、その結果として、子供達は時には、大人の精神病患者や瀕死状態の患者のすぐ隣のベットに置かれていると、医療現場の実態を語った。

メルボルンで働くピーター・ラザリ医師は、「子供の入院患者が、大人の急患の近くに置かれている事実を知っている。急患は死に至ることもあれば、心臓発作を起こしていたり、大出血していたりすることもある。政府の意図的な政策の結果として、このような事態を目の当たりにしてしまった子供達がどのような精神的ショックを受けるか想像できるだろう。」と政府を非難した。

ビクトリア州のピーター・ゴス小児科医は、今までは、問題を公表することによって受けるだろう嫌がらせから大きな精神的ストレスを感じていたが、子供達の医療制度が危機にさらされているのに耐えられなくなり、公の場で問題を発表する決意をしたと述べた。

ラザリ医師は、医者には公共の医療制度の問題を提議する社会的な責任があると述べ、「我々は、自由に、そして、正確に公正に問題を国民に伝える必要がある。」と続けた。

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