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豪で初の手法、DNA技術により性的暴行容疑者を特定

【NSW22日】   オーストラリアの裁判で初めて使用されたDNA技術により、過去の複数の性的暴行事件に関与したとされる容疑者が特定された。

過去に少女2人と女性1人への性的暴行に関与したとされる連続レイプ容疑者は、これまでオーストラリアの刑事訴追で使用されたことのないDNA技術によって容疑者として特定されたと裁判で明らかにされ、保釈が認められなかった。

ロバート・ウェイン・クワン被告(77)は今年初め、NSW州サウス・ケンプシーの自宅で逮捕され、その後、保釈を求めて22日に同州最高裁に出廷した。被告は1991年から2002年にかけて、西シドニー、ウーロンゴン、ダボで発生した3件の性的暴行の罪で起訴されている。いずれの事件でも、被告は被害者に車で送ると持ちかけて乗せ、性的暴行を加えたと警察は主張している。

被告は2月、DNA技術と公開データベースを活用して容疑者を特定する「法医遺伝学的家系調査(FIGG)」を用いた捜査により逮捕された。この技術は、アメリカで「ゴールデンステート・キラー」と呼ばれたジョセフ・ジェームズ・デアンジェロの逮捕で注目を集めた。3件すべての事件で、被害者は警察に届け出ており、DNA採取を含む性的暴行の鑑識検査が行われていた。

NSW州警察の性犯罪捜査班は2022年に過去の性的暴行事件のDNA再調査を開始し、その過程で得られた男性のDNAプロファイルが被告の近親者のものと一致したことから、被告が容疑者として浮上した。弁護人のシャリン・ホール氏は、この事件はFIGGによるDNA証拠が用いられたオーストラリア初のケースであり、「特異な事例だ」と主張した。逮捕後、被告はDNAサンプルの提出を求められ、その結果、今回の事件と「直接的に」結び付けられたとロバーツ判事は述べた。

被告は逮捕後の警察の取り調べで、すべての容疑を否認している。保釈申請では、糖尿病や冠動脈疾患による健康問題や、妻が自宅の管理を続けられないことを理由に挙げた。被告は不同意性交5件、16歳未満との性交2件、16歳未満への性的暴行2件など、複数の罪で起訴されているが、現時点で認否は明らかにしていない。

1991年3月には、西シドニーのグレンデニングで11歳の少女に車で送ると誘い、連れ回した後に性的暴行を加え、マウント・ドルイットで降ろしたとされている。少女は当時、加害者の車を「4ドアの薄茶色の車」と証言していた。検察側は、被告の妻がベージュ色のマツダのセダンを所有していたと主張している。

1996年2月には、ウーロンゴンで16歳の少女に同様の手口で接触し、カナフーカから車に乗せた後、停車して性的暴行を加え、ワラウォンで降ろしたとされる。

さらに2002年12月には、ダボで26歳の女性に対し、ホテル付近から車に乗せて公園に連れて行き、性的暴行を加えた疑いが持たれている。

ロバーツ判事は、「DNAの関連性が裁判で認められれば、検察側の主張は極めて強力になる」として、保釈を却下した。

ソース:news.com.au – DNA technology first that led to alleged serial rapist’s arrest

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