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未成年者の喫煙率減少、飲酒率は横ばい

メルボルン24日ービクトリア州Cancer Council(ガン委員会)によると、ティーンエイジャーの喫煙率は減少傾向にあるものの、飲酒率に減少はみられないという。

ガン委員会がビクトリア州議会で発表した統計によれば、ビクトリア州の16歳と17歳の少年の喫煙率は2002年の26%から、2005年には18%へ減少し、同じ年齢の少女の喫煙率は同時期に30%から20%へと下がっている。12歳から15歳の年齢層では、減少率はさらに大きくなっているという。

2005年の調査結果は、同調査が開始されて以来、最大の喫煙率減少を記録し、1984年以来の最低値となった。しかし、未成年者の飲酒問題に関しては、州及び全国規模で、喫煙率のような減少傾向はみられず、同州の16歳と17歳の半数以上(54%)が、調査前一週間以内に飲酒をしたと回答しており、2002年の調査結果(55%)と同じレベルとなっている。

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