【ブリスベン２６日ＡＡＰ】ブリスベン南部、パークリッジサウスのジェリーダウンフォール・ブッシュランド公園で燃え続けるブッシュファイヤーによって、ブリスベンの一部でコンピュータおよび電話回線に影響が出ている。

　このブッシュファイヤーによって、すでに約７０ヘクタールが焼けたが、住宅への影響はないものと見られている。しかし、火事から発生した熱によって電線に影響が出ており、ブリスベン周辺で電力供給が不安定な状態となっている。アナ・ブライQLD州首相のオフィスでもコンピューターと電話回線が使用不可能な状態だという。

　同首相によれば、ブリスベンの病院はすべて電力のバックアップシステムをもっており、今回の火事による影響は出ていないという。電力供給会社エナジェックス社のホットラインには４百～５百件の電話がかかってきているが、今のところ完全に停電した場所は出ていないという。