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VIC州 犯罪者のナイトクラブエリアへの侵入を禁止

 【メルボルン4日AAP】ニュース・リミテッド系各紙は、8日からVIC州で施行される予定の新法のもと、酔っ払いや犯罪者は最高1年間、5カ所のナイトクラブエリアへの侵入が禁止されると報じた。対象地域はフィッツロイのブランズウィック・ストリート周辺、セント・キルダのアクランド・ストリートにあるストリップ、またバララト、ワーナンブール、ジーロングのCBD。

 同紙によると、アルコール関連の軽罪を犯した者は、24時間指定エリアへの侵入が禁止され、これらの犯罪者が原因で公共の安全にリスクが生じた場合、パブやクラブは24時間閉鎖される可能性があるという。また、武器による犯罪、脅迫罪、器物損壊罪などの重罪を犯した者に対して、警察は最高1年間これらの地域への侵入を禁止するよう裁判所に命令を求めることができる。

 トニー・ロビンソン消費者問題相は、政府はアルコール関連の暴力犯罪の減少を目的に新法を導入したと語った。ロビンソン氏は「これは複雑な社会問題。VIC州コミュニティーを危険にさらしているアルコール関連犯罪に取り組むために政府は働きかけている」とした。

 同新法のもと、すでに140人が指定エリアへの侵入を禁止された。違反者には2202ドルの罰金が科せられる。

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