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スリランカ政府、政治的解決で対立に終止符を 

【キャンベラ19日AAP】   スリランカ軍は18日、30年間続いたタミル・タイガーとの対立で、反政府組織のメンバーを一掃し、リーダーであるベルピライ・プラブハカラン氏を殺害したことで、勝利宣言を行った。

スティーブン・スミス豪外相は、次世代のタミル人が再び戦いは始め、自爆攻撃などのテロ戦術を用いることがないよう、政治的解決策でもってこの対立に終止符を打つ必要があるとした。紛争地帯で行き場を失った大勢の市民は今後、国際人道法に従って支援を受けることになる。

スミス氏は「現時点での課題はスリランカ政府、およびスリランカ国民が強固で永続的な平和を築くことができるようオーストラリアが支援すること」とした。

オーストラリア国内でもスリランカ・コミュニティーにおける緊張が高まっており、17日にはライバルの民族グループが関与した暴動が発生した数時間後、シドニー在住のスリランカ学生2人が就寝中に襲われ、顔面に酸をかけられる被害を受けた。

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