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経済危機で世帯の財産が36%減少

【シドニー27日AAP】   経済危機が始まって以来、国内世帯が財産のうち36%を失ったことが明らかになった。

オーストラリア統計局によれば、国内の世帯財産の総額は今年3月末の時点で7870億ドルで、07年9月の1兆2460億ドルから大きく減少したという。この総額には、世帯の保有する現金や銀行預金、担保、株式などが含まれている。この中には、金融危機以降に下落した退職年金や不動産は含まれていない。

オーストラリア財務会計局が査定した1世帯あたりの財産は、15万9000ドルから9万8000ドルへと下落しており、過去3年間で最低額となった。1人あたりの財産も、5万8900ドルから3万6200ドルへと下落した。

コムセック証券の経済学者サバンス・セバスチャン氏は「株式市場の崩壊による結果。他国民と比較して、オーストラリア国民は株式による影響を受けやすい」と述べた。

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