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校内暴力で15歳の少年が死亡

【シドニー29日AAP】   28日午後、NSW州ノースコーストのムルンビンビー高校で15歳の少年が暴行を受けて死亡した。死因はまだ特定されていない。

死亡したジャイ・モーコム君は同校の9年生で、クラスメートによれば、れんが壁に叩き付けられた後、コンクリートの地面に転倒して頭を打ったという。ジャイ君は重体となってムルンビンビー病院に搬送され、その後ゴールドコースト病院に輸送されたが、29日午前に息を引き取った。事件を目撃した生徒は「始めは格闘遊びをしていて、ジャイはすぐには巻き込まれなかった。格闘はかなり荒っぽかったが、次第にもっと深刻になっていった。誰かが誰かにつばを吐いて、それから彼らは気が狂ったようにジャイを蹴ったりパンチしたりした。ジャイは倒れて頭を打ったが、誰も彼が気を失ったことに気づかず蹴ったりパンチし続けた。彼は口から泡を吹いていた」と証言した。

教師の1人はジャイ君が事件前から体調が優れない様子だったと報告している。警察スポークスマンは「教師の1人は、ジャイ君の様子がいつもと違うと感じたため、彼に声を掛けていた。乱闘にジャイ君が関わっていたのか、それとも脇に立っていただけなのかは、私たちは分からない。けれども、彼は頭部を傷を負っていた」と述べた。警察は事件当時の状況を捜査中で、目撃者から事情を聞いている。

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