国際

在カタール豪大使館を一般閉鎖 ドーハの治安情勢悪化で

【ACT12日】   湾岸地域で緊張が高まる中、在カタール・オーストラリア大使館は日曜日、一般向け業務を停止した。

同日、カタール上空でミサイル迎撃が報告されるなど治安状況が急速に悪化し、ドーハ当局は住民に屋内待機を呼びかけた。在カタール豪大使のシェーン・フラナガン氏は声明で、「地域の安全保障状況が続いているため」、大使館を日曜日は一般閉鎖すると発表した。

大使館は、緊急の支援が必要な在留オーストラリア人に対し、24時間対応の領事緊急センター(+61 2 6261 3305)への連絡を案内している。

今回の閉鎖は、カタール内務省が同日中に2度目となる警戒レベル引き上げを行ったことを受けたものとみられる。現地メディアは、迎撃作戦の間、住民に外出を控えるよう指示が出たと報じている。また、カタール国防省はミサイル攻撃を迎撃したと発表し、その後、内務省は落下物により子どもを含む3人が負傷したと明らかにした。

今回の警告は、地域で緊張が続いた不安定な1週間の流れを受けたものでもある。オーストラリア政府の渡航情報「スマートトラベラー」も12日に更新され、軍事行動のリスクと予測困難な治安状況を理由に、カタールへの渡航を再検討するよう勧告した。

さらに中東地域の各国にあるオーストラリア大使館や領事館の開館時間にも影響が出る可能性があると警告している。「さらなる攻撃や情勢のエスカレーションのリスクは依然としてある」とし、攻撃の恐れがある場合は、警報に従い堅牢な屋内施設へ避難するよう呼びかけた。

また政府は、イラン、イラク、レバノン、パレスチナ、シリア、イエメンへの渡航は中止するよう引き続き勧告し、バーレーン、イスラエル、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦についても渡航の必要性を再検討するよう求めている。

今月初めにも情勢悪化の兆候は見られており、7月9日にはカタールが安全警報を発出。その後、飛来物の迎撃を受けたとの報道ののち、脅威は解消し状況は正常に戻ったと発表されていた。

ソース:news.com.au – Australian Embassy in Qatar closed as Doha security situation escalates

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