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4%のトラック運転手が常習的に居眠り

【シドニー9日AAP】   VIC州でトラック運転手4000人を対象にした調査が行われ、複数の運転手が高速道路を走行中に「強い眠気を感じる」や「常習的に居眠り運転をする」という衝撃的な回答をしていたことが明らかとなった。

研究を行ったハワード博士によれば、回答者のうち19%が、高速道路を走行中に「強い眠気を感じる」と答え、4%が「常習的に居眠り運転をしている」と答えたという。居眠り運転すると回答した運転手たちは、10回に1回の割合で居眠り運転をしていた。この調査はVIC州で行われたものだが、NSW州やQLD州でも同様の調査結果が出ているという。

ハワード博士は「調査が行われた背景には、トラック運転手たちの直面する問題を公にすることで、彼らが適切な支援を受けられるようにする狙いがあった」と述べた。トラック運転手のうち24%が睡眠時無呼吸のリスクが高い状態であることも判明しており、ハワード博士は「運転手の健康診断はライセンス供与に影響を及ぼすため、健康上の問題があっても必ずしも報告されていない」と指摘した。

今回の研究によれば、1800人以上のトラック運転手が再検査を受ける必要があり、うち215人は緊急な検査が必要があったという。そして、このうち60%の運転手が再検査を受けた結果、労働災害が17%減少したという。

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