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男女2人がアカミミガメを違法輸入 

【メルボルン15日AAP】   メルボルン在住の20代の男女2人が中国から生きたアカミミガメを許可なく違法に国内に持ち込んだとして、現在警察の事情聴取を受けている。持続可能性・環境省(DSE)の職員が2人の自宅を捜索したところ、アカミミガメ4匹の死骸を発見した。原因は自然死とみられている。

野生動物を違法に輸入した場合、最高11万ドルの罰金か禁固10年の罰を受ける可能性がある。北米を原産地とするアカミミガメはQLD州で大量発生して問題になっており、メルボルンの水路でも発見されている。

DSEのラーナー氏によると、アカミミガメはその鮮やかな模様でペットとして人気があるという。また、ラーナー氏はコミックの「スーパー亀忍者」とアカミミガメの人気との関連性を示唆した。

アカミミガメは成長すると体長が30センチほどになり、年間70個の卵を生む。顔には黄色の縦じまと目の後ろには赤い縦じまがある。「人々はアカミミガメが世界中で環境の害になっていることを理解していない。アカミミガメは攻撃的で蛙や魚など国内の野生動物を餌に急速に数を増やす」とラーナー氏。

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