生活

クロサイの赤ちゃん、ダボにお目見え

【シドニー13日AAP】   NSW州西部内陸部に位置するタロンガ・ウェスタン・プレーンズ動物園(ダボ市内)で13日、クロサイの赤ちゃんが初披露された。スクールホリデー期間中ということもあり、詰め掛けた多くの子どもたちの注目を集めた。

このクロサイの赤ちゃん(雌)は2月17日、同動物園で誕生。生後数週間は慎重に監視する必要があったため、この日、初めての一般公開となった。現在、体重40キロの赤ちゃんサイは、多くの人々の注目を浴びる中、落ち着かない様子で母親の元を離れなかった。

クロサイは絶滅危ぐ種とされており、現在、世界でわずか4230頭しか生息していないとされている。タロンガ・ウェスタン・プレーンズ動物園では1991年にサイの繁殖プログラムを開始。以降、11頭のクロサイが誕生した。今回公開された赤ちゃんサイは、今後2年間母親と共に生活した後、同プログラムに参加するとみられている。

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