【キャンベラ27日AAP】 2016年の国勢調査の結果、シドニー上北部沿岸部のクーリンガイがシドニー湾近隣のモスマンを抜いて、国内で最も裕福な地域だった。調査当日、クーリンガイには11万8000人超が住んでいた。
裕福な地域の上位10位はシドニー北部と東部沿岸部、パース沿岸部が占めた。下位10位はすべてQLD州またはNT準州だった。最も経済的に恵まれない状況にあったのは、QLD州にある先住民地区のチャーボーグ。先住民やトレス海峡諸島民の48%が国内最下5位のカウンシル内に住むなど、非先住民(18%)よりも恵まれない地域に住む可能性が高い。
移民では、中国、南アフリカ、マレーシア出身者の30%以上が最も裕福な地域に住んでいる。一方、ベトナム出身者のおよそ40%が恵まれない地域に住み、裕福な地域はわずか11%だった。
国勢調査の社会経済指標は、追加資金やサービス改善が必要な地域の認識や、裕福度と健康・教育の関連を判断するのに役立つ。
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