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中東へ輸送中の羊 2,000頭超死ぬ

【ブリスベン5日AAP】  連邦のリトルプラウド農務相は、昨年8月に中東へ輸送中の羊が大量に死んだ事故について、調査委員会を設置したことが分かった。事故当時、6万3,000頭の羊が船で輸送されていたが、このうち2,400頭が高温により死んだとみられている。

 

リトルプラウド農務相によると、羊はパースから出航した船で中東へ向かっていた際、獣医が同乗していたにもかかわらず大量に死んだとして、事故は「とんでもないこと」で「極めて不快」と強い言葉で非難した。また、輸送会社に対し、さらに詳しい調査を行うよう要請したことも明らかにした。

 

リトルプラウド農務相は、動物保護団体アニマル・オーストラリアが提供した動画を見て「衝撃を受け、気分が悪くなった」と述べ、オーストラリアの農家が誇りを持って飼育した羊たちが劣悪な環境で死んだことを見過ごすことは出来ないとして、断固とした態度で対応していく方針を示した。

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