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NSW州で一部の交通違反の減点廃止

【シドニー31日AAP 】NSW州で、土曜日から一部の交通違反に関して免許証の減点制度が完全廃止される。対象となる違反は、ラウンドアバウトで進入レーンを間違った場合、方向指示器の解除を怠った場合、トラムまたはトラック専用レーンを走行した場合、またけん引の際に警告フラグを付けなかった場合。

現行法では、これらの交通違反は2ポイントの減点が適用されるが、金曜日の真夜中以降は完全に減点なしとなる。またバス専用レーンやバスのT-wayを走行した場合の減点も3ポイントから1ポイントに引き下がる。

マイケル・デイリーNSW州警察大臣によると、「減点はもともと危険な違反行為の防止のために導入されたもので、道路の安全性に影響しない違反には適用すべきではない。スピード違反やシートベルト着用など、主要道路の安全性に関わる違反の減点については変更はない」という。

一方、減点廃止対象の交通違反でも160ドルまでの罰金は適用される。また、減点対象の全ての違反に関しては、1月3日深夜までダブルデメリット(2倍減点)が適用される。

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