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ロックハンプトンで洪水の避難続く

【ブリスベン1日AAP】 QLD州の沿海都市ロックハンプトンで、急速に押し寄せる洪水が数千戸の家屋に影響を及ぼす恐れがあり、夜の暗闇の中で住民の避難が続いている。

ロックハンプトン市長のカーター氏によると、1日夜現在、約20人の住民が避難登録を行い、救助隊による避難救助も行われているという。すでに浸水が始まっている地域では、ボートでの救助が行われている。またセントラルクイーンズランド大学スポーツセンターに設置された1200人収容の避難センターへは、バスでの住民の輸送が行われている。市長は、「暗闇の中での避難はあまり望ましくないが、今実際に起こっている」と述べた。

気象庁は、市内を横切るフィッツロイ川の水位は3日に9メートルに達すると予想しているが、市長は2日にも起こるかもしれないと述べた。水曜日にはピークを迎え9.4メートルに達すると予想されている。

カーター市長は、これまでの避難者数や避難先の詳細は明らかになっておらず、「推移が上がっていくのを見るのは本当につらい。さらに早いスピードで住宅地に浸水し始めており、浸水家屋数が約400戸に達することが予想される」と語った。

今後さらに商業用家屋や空き地を含む4000戸が影響を受ける可能性がある。

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