【ACT2日】 オーストラリアの人口が新たな節目となる2800万人を突破し、その増加をWA州が主導している。一方で、出生率は過去最低に落ち込む見通しとなっている。
オーストラリア統計局(ABS)の人口時計は火曜日未明、総人口が2800万人を超えたことを示した。この時計は出生数、死亡数、純移民数をもとにリアルタイムで推計されており、人口は約1分15秒ごとに1人のペースで増加している。
この全国的な人口増加をけん引しているのがWA州だ。人口統計責任者のフィル・ブラウニング氏によると、同州は2024年9月から2025年9月にかけて2.2%の人口増加率を記録し、全国で最も高い伸びとなった。一方、TAS州は0.3%増にとどまり、最も低い成長率となった。人口センターは昨年の報告で、WA州の高成長とTAS州の低成長を正確に予測していた。
最新の見通しでは、2025〜2026年の全国の人口増加率は1.3%に減速すると予測されている。これは海外からの純移民の減少と出生率の低下が背景にある。出生率は女性1人あたり1.42人と過去最低に落ち込み、人口を維持するのに必要とされる2.1人を大きく下回る見込みだ。
また、新型コロナ後の2022〜2023年にピークを迎えた純海外移民は、2025〜2026年にはパンデミック前の水準に戻るとみられている。これは主に、留学生や観光客ビザによる一時的な入国者の減少によるものだとされる。
人口センターは、2025〜2026年の純海外移民数を26万人と予測している。
ソース:news.com.au – Western Australia leads population boom as nation’s total tops 28 million