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「イタリア人は移民促進の好例」豪首相

【キャンベラ3日AAP】   ギラード連邦首相は、オーストラリアの移民政策の強さと恩恵が、同国に移民したイタリア人によって示されていると語った。

3日にシドニーで開かれたイタリア統合150周年の記念夕食会で、首相はイタリア人移民によるオーストラリアへのこれまでの貢献をたたえた。また、何千人ものイタリア人が夢を実現するためにやむなく祖国を離れ、はるばるオーストラリアにやってくる「重大決定」をしたと述べ、初期の移民が「差別や誤解を受けながらも、スノーウィーマウンテンやサトウキビ畑での重労働をかけもちで長年続けた」ことに感謝した。

さらに首相はイタリア移民の成功を例に挙げ、「強い国力の源として移民促進をとらえなければならない好例」だとし、移民の受け入れは、世界が解放し始めて島国根性がもはや持続できなくなった時代に、国家を根本的に刷新して豊かにする手段となったことを強調した。

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