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ハリー王子夫妻 シドニーで大歓迎

【シドニー16日AAP】   英王室のハリー王子夫妻は、16日間の南太平洋ツアーをシドニーで開始した。1週間以上雨に見舞われたシドニーだが、16日は晴天で夫妻を迎えた。オペラハウスでは4,000人を超える市民が2人を歓迎した。

夫妻はまず、連邦総督住居であるアドマイラルティ・ハウスで、今週末開幕するインビクタスゲームの出場選手らに会った。英国陸軍に10年間従事したハリー王子は、2013年に米国で同様な戦争負傷兵のためのスポーツイベントに出席した後、インビクタスゲームを設立した。

英王室は15日、ミーガン夫人の懐妊を発表したばかり。知らせを聞いて、コスグローブ連邦総督は赤ちゃん用のアグブーツとお腹に赤ちゃんの入ったカンガルーのぬいぐるみを贈った。

夫妻はその後、タロンガ動物園で2人の名前がつけられたコアラの赤ちゃんと対面した。また、今回のツアーでの環境活動の一環として、新たに研究施設Taronga Institute of Science and Learningを開設した。

午後には、著名なオーストラリア人らとともに歓迎会に出席。数学のエディ・ウー教師が「僕は5歳、7歳、10歳の子どもがいる。すごいエネルギーが必要だ」と話すと、ミーガン夫人は「同じ仲間になることを楽しみにしている」と答えた。

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