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世界禁煙デー 豪喫煙率は史上最低に

【シドニー31日AAP】   5月31日は世界禁煙デー。世界保健機関(WHO)などによって制定され、健康被害だけでなく、たばこ製品の違法取引をなくすよう各国によびかけている。

たばこの違法取引市場は、世界中のたばこ10本につき1本もの割合を占める。違法取引は、健康面だけでなく犯罪組織の資金蓄えに貢献する要因として、懸念されている。

ナシュ保健相補佐は、喫煙はオーストラリア国内でも単体かつ最大の、予防可能な早期死亡要因だと話す。

2004年、国内の14歳以上の日常喫煙率は、17.5%から12.8%に下落した。オーストラリア先住民の42%が日常的に喫煙することから、たばこは特定のグループにとって特に問題となっている。

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