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オーストラリア出身IS兵士 減少傾向

【キャンベラ2日AAP】  シリアやイラクの戦闘区域で、テロリストグループに加わっているオーストラリア人兵士の数が、減少傾向にあることが分かった。ジョージ・ブランディス司法長官は、戦闘区域にいるオーストラリア人兵士の数は、現在約100人としている。

ブランディス司法長官によると、戦闘区域で確認されたオーストラリア人兵士の数は、一時120人に上ったが、2015年10月には110人、現在は100人にまで減少しているという。同司法長官は、オーストラリア人兵士が減少している要因は複数あるとした上で、「戦闘による死亡」が主な要因と説明した。

これまでに同地域で死亡したオーストラリア人兵士の数は70人に上る一方、「イスラム国(IS)」の弱体化にともない、シリアやイラクへの渡航を試みる兵士志願者も減少していると伝えられている。ブランディス司法長官は、オーストラリア出身の兵士が今後帰国する場合、「法の裁きを受けることになる」と話した。

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