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頭痛薬の製造大手 罰金600億ドルに

【シドニー5日AAP】  連邦の最高裁判所は5日、頭痛薬ニューロフェンの製造・販売会社、レキットベンキーザーに対し、誤解を招く商品表示により消費者に損害を与えたとして、当初の罰金額170万ドルを大きく上回る、600万ドルの罰金の支払いを命じた。

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は2015年、「特定の痛みに効く」とうたった商品が、他の同社製品と成分としてはほぼ同じだとして訴訟を起こしていた。ニューロフェンの特定の痛みをターゲットとした商品は、同社の標準タイプの商品の約2倍の価格で販売されていた。

ACCCのシムズ会長によると、600万ドルに上る罰金は、消費者の誤解を招く行為に対して課せられる罰金としては過去最高だという。一方、レキットベンキーザーは罰金額について当初の170万ドルが適当との考えを示した。また、誤解を招いたことは意図的ではなかったとした上で、商品選びを「援助」するより良い方法があったとする点は認めた。

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