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先住民少年事故死 判決に抗議多数

【シドニー24日AAP】   WA州で先住民の少年を車ではねた男が、過失致死で無罪判決を受けた。これを受けて、抗議者数百人がNSW州高等裁判所に集結した。

WA州ゴールドフィールズで昨年、エリジャ・ドウティ君(14)をはねて過失致死罪に問われた男に対し先週、懲役3年が言い渡された。男は、バイクを盗んだエリジャ君をユート車で追跡した際、危険運転を行ったと認めた。ユートの前方でバイクが向きを変えたため、衝突は避けられなかったという。

24日午後、シドニーでプラカードを掲げた抗議者らは手に赤い染料を付けて、「先住民の血だ」と訴えた。エリジャ君の親戚でカルグーリーに住むメイン・ワイアットさんは、「司法制度に矛盾がある。故殺ではなく殺人だ」と怒りを表した。

今週、全国各地で同様な抗議活動やエリジャ君を悼む祈りが行われる予定。

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