国際

カブール攻撃「邪悪な行為」 豪首相

【ACT27日】  連邦政府のモリソン首相は27日、アフガニスタンの首都カブールの空港付近で起きたテログループによる連続爆弾攻撃について、「邪悪で計画的で非人道的」だとして強く非難したことが分かった。攻撃は過激派組織のイスラム国(IS)系の「イスラム国ホラサン(ISIS-K)」による犯行とみられている。

 

情報によると、ISIS-Kの武装集団は爆発の後、アフガニスタンの民間人や米国兵士に向けて発砲したことが分かっており、アフガン当局によると死者は60人、負傷者は143人に上るとみられる。米国政府は爆発で米軍兵士13人が死亡したと発表している。

 

連邦政府のダットン国防相は27日午前、ISIS-Kはタリバンよりも過激な思想を持ち、攻撃をさらに行ってくる可能性は十分にあるため危険だとして、豪軍が再びアフガニスタンに戻る計画はないことを明らかにした。豪軍は先週からこれまでに4,000人以上を脱出させているが、残された豪人の安全性については明確でないとしている。

 

ソース:abc.net.au-Scott Morrison condemns ‘evil’ ISIS-K terrorist bombing as ADF troops are pulled from Afghanistan

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら