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5月失業率 市場堅調で3.9%を維持

【ACT16日】  オーストラリアの5月の失業率は3.9%を維持し、不完全雇用率も14年ぶりの低水準と、国内の労働市場が引き続き堅調であることが、豪政府統計局による統計で明らかになった。5月の新規雇用者数は6万600人となった。

 

労働力が十分に活用されていない状態を示す不完全雇用率は、前月の6.1%から5.7%へ低下した。また、失業率もほぼ50年ぶりの低さに迫っている。グローバル人材サイト、インディードのエコノミストのカラム・ピッカリング氏は、インフレや金利の引き上げといった懸念があるなか、「この失業率の低さはすばらしい結果だといえる」と述べた。

 

一方で、ピッカリング氏は向こう12か月について「容易ではない」と指摘。「これまでの非常に堅調な状態から困難な時期に入るとみられるが、家庭や企業が現在の力強い状態を使って、何とかこれからの困難な時期を乗り越えていくことを期待している」と述べた。

 

ソース:abc.net.au-Unemployment remains at 3.9 per cent, as labour market keeps strengthening

 

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