政治

RBA、政策金利2.85%に引き上げ

【ACT1日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は1日、定例理事会で政策金利を0.25パーセント増の2.85パーセントに引き上げると決定した。5月から7か月連続の引き上げで、政府はさらなる高インフレと金利引き上げを警告する。

財務省は年末までにインフレが7.75パーセントに、RBAはおよそ8パーセントに上昇すると予想する。

RBAのロウ総裁は、「国内のインフレはまだ高すぎる。世界経済と世帯支出、賃金と価格設定を注意深く監視しつつ、今後も金利引き上げを予想する」と述べた。

連邦のチャルマーズ財務相は1日、「生活費の上昇を国民も感じているはずだ。金利の引き上げは高インフレを反映する」「インフレと金利が上昇する際には、責任ある予算計上がかつてなく重要だ」と述べ、先立って発表した予算案の正当性を主張した。

今年9月までの1年で、国内のインフレ状況を把握する消費者物価指数(CPI)は過去30年以上で最高の7.3パーセントに達した。

野党自由党のテイラー影の財務相は、「光熱費が50パーセント以上上昇し、住宅ローンの返済も増え続け、食料品価格も高いまま、インフレも上昇し続けると国民は言われ、政府は何の対応策もない」と批判した。一方、保守連合が政権を持っていたら具体的にどんな対応をするのかは触れなかった。

ソース: news.com.au – RBA lifts official interest rate by 0.25 per cent to 2.85 per cent

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら