その他

多文化社会を象徴して祝日の2日増加を

【ACT16日】   オーストラリアの祝日は西洋キリスト教の伝統に基づいているが、国民の4分の1が年1回教会に足を運ぶのみ。多文化社会を代表して祝日を2日増やすよう求める声が上がっている。

オーストラリアは週末と祝日が重なる長期週末が多いように見えるが、インド太平洋地域の複数国で祝日の数を上回る。これらの国では仏陀の誕生日やヒンドゥー教のディワリ、旧正月、イスラム教のイード、クリスマスなど、祝日を通してそれぞれの伝統を祝える。

豪連邦領のクリスマス島は旧正月、クリスマス島とココス諸島はイードの祝日がある。

シンクタンクのロウィ・インスティテュートは、「世界中で非自由主義や不寛容に対する懸念が増す時代の中、祝日の増加は西欧自由民主主義国家からの強い象徴的な意見になる」と主張する。

オーストラリア・デーの中止または変更に関する議論からも、「祝日が国のアイデンティティを示す」と国民が強く感じているとわかる。

2021年の国勢調査によると、国内人口の大部分が移民または移民の子どもで、およそ5人中1人が家庭で英語以外の言葉を話す。また、国民の4分の1が非ヨーロッパ系の背景を持つ。

ソース: news.com.au – Strengthened call for Australia to have two more public holidays

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら