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豪の若者 出勤より在宅勤務に魅力感じる

【VIC2日】  新型コロナの感染拡大を受けて在宅勤務を行っていた人の70%が、今後も在宅勤務を継続したいと考えていることがメルボルン大学が行った調査で明らかになった。さらに、人事ソフトウエアを運営するエンプロイメント・ヒーローによると、78%の人が在宅勤務のほうが生活費の節約につながると感じていることも明らかになった。

特に、若者のほうが在宅勤務のメリットを感じており、すでに定着したルーティーンを崩したくないと考えているようだ。また、節約になることも在宅勤務を希望する理由の一つだが、それよりも自由度の高さに魅力を感じている人が多いようだ。

職場コンサルタント会社を経営するサム・デグアラ氏は、若者たちは自分をケアする時間、社交の時間、趣味の時間など一日の時間の使い方に柔軟性や自主性を求める傾向が強いと指摘。そのため、仕事と生活を切り離すよりも融合させることを好むと分析している。

在宅を希望する理由についてメルボルンに住む30代のジョアンさんは、在宅勤務ではオンライン会議で議論に参加する必要がない場合はカメラをオフにして自分の仕事を進めたり、休憩時間にジムや買い物に行くことも出来ると説明。また、33歳のエイミーさんは、自宅では料理や掃除も出来るし、服装に気を遣うこともなく利便性が気に入っているとし、こなす仕事量は変わらないと話した。

 

ソース:news.com.au-Young Aussies reveal why they won’t return to offices full-time

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