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気温高く乾燥したエルニーニョ現象を警告 気象局

【ACT6日】   気象局は、今年国内でエルニーニョ現象が発生する確率が高いと警告する。向こう数か月、気温が高く乾燥した気候が予想される。

今年エルニーニョ現象が発生する可能性は70パーセント。キャサリン・ガンター上級気候学者は「冬季に熱帯太平洋の水温がエルニーニョ域に達する可能性が非常に高く、すでに同現象につながる動きもみられている」と話した。

エルニーニョ現象は国内東部を主に影響し、南部3分の2で平年より気温が高く乾燥した気候になる。また、国内の大部分で熱波のリスクが高まり、南東部では森林火災の危険も高まる。今冬の長期予想は、国内ほぼ全域で乾燥し、気温が高いとされる。

2020年後半から2022年半ばまで続いたラニーニャ現象の影響で、国内南東部は気温が低く、雨が多かった。過去3年のラニーニャ現象は以前のものより強く、記録的な雨量と広範囲で洪水を引き起こした。

ソース:news.com.au – El Nino alert issued as BOM tips hot and dry winter weather

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