【NSW30日】 米国ハリウッドの大物映画監督が、イースターホリデー中、人で賑わうシドニー空港でカジュアルに移動している姿が目撃された。
「アバター」「タイタニック」「エイリアン」などの大ヒット映画監督を務めたジェームズ・キャメロン監督は、カジュアルな黒の長袖シャツとカーゴパンツにバックパックを背負い、休暇を楽しんで帰る家庭的な父親のような姿だったという。
キャメロン監督は、WA州海洋博物館で今月22日から開催されている自身の展覧会「ジェームズ・キャメロン・深海への挑戦」に参加するためにパースを訪れていた。展覧会は7月まで開催され、同監督の映画製作と深海探査の関係にスポットを当てている。同監督はこの展覧会に非常に熱心で、オープニングを祝うためにオーストラリアを訪れ、映画評論家のベン・オシェイ氏とQ&Aを行なった。
以前から深海ダイビングに情熱を注いでいるキャメロン監督は「より良い映画づくりのために海洋探検をするのではなく、科学と探検を促進するために映画作りをしている」と語った。
数十億ドルの興行収入を記録した1997年の映画「タイタニック」は世界で最も有名な豪華客船を題材にしたもので、女優のケイト・ウィンスレットさんのキャリアをスタートさせ、俳優のレオナルド・ディカプリオさんのキャリアをトップクラスへと導いた。また、この映画によって、自身の深海ダイビングへの情熱を追求することができ、沈没船ダイビングを30回以上行ったと言われている。
ソース:news.com.au – A-list director keeps it casual in Sydney