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都市部の家賃 4年ぶりの大幅低下率

【NSW12日】  不動産関連調査会社のSQMリサーチによると、国内主要都市の5月の賃料が4年ぶりの大幅低下を示したことが分かった。新型コロナの流行が始まって以降、最大となる月間下落率0.5%を記録し、全国の平均賃料は723ドルとなった。賃料の低下とともに、冬の間に賃貸物件の空室率もまた上昇すると予測されている。

SQMのデータによると、不動産広告に掲載された賃料はシドニーで週844ドルと1.1%下落。首都の下落をけん引した。下落率が最大だったのはダーウィンで6.3%減の週566ドルだった。メルボルンは横ばいの635ドル、アデレードは2.1%上昇の593ドルだった。一方、ホバートは週463ドルと最も手頃な賃料となっている。

空室率ではNSW州で1.4%と1万39戸が空室だった。これは前月から1.2%の上昇で、メルボルンでも同様に4月の1.1%から1.3%に上昇した。

SQMリサーチのクリストファー社長は、「長期賃貸住宅を探す人にとっては若干の救いになるかもしれない」と述べたが、国内の賃貸危機はまだ終わっていないと警告している。

 

ソース:news.com.au-Advertised rents in Aussie capitals fell by largest monthly percentage in four years, research

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