【NSW14日】 今年もシドニーで、芸術の祭典「シドニー・フェスティバル」が開催されている。先週行われたパフォーマンスで事前録音された親パレスチナのスローガンが流されたとして、観客に返金すると決定した。
NSW州のユダヤ系理事会は10日、チッペンデールのセイモア・センターで行われる演劇「Airtime」に、“from the river to the sea(川から海まで)”を含む反ユダヤ的なスローガンが含まれているとソーシャルメディアで警告した。
同理事会は、舞台を企画したグループ「ブランチ・ネブラ」を批判するとともに、多くの子連れの観客が退場を余儀なくされたとして、シドニー・フェスティバルに返金を要請した。ザ・ガーディアン紙によると、フェスティバル側はこれまでに19人に返金した。
ブランチ・ネブラの広報官は、「大多数の人からは支持を得られたが、少数の苦情も受けた」と述べた。
フェスティバル側は、政治的メッセージが含まれていると知らされていなかったとして、事前録音を削除または修正するようブランチ・ネブラに要請したが、拒否された。以降、「Airtimeにはガザ地区で続く紛争などデリケートな政治的問題の要素が含まれている」「嫌悪感を持つ観客もいる可能性がある」とイベントのウェブサイトで警告した。
ソース:news.com.au – Sydney Festival issues refunds after ‘deeply offensive’ recording
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