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ホンダのプレリュード HVで再び豪市場へ

【NSW31日】  オーストラリアの市場から20年以上姿を消していたホンダのプレリュードが、ハイブリッド仕様で国内市場に帰ってくることが分かった。プレリュードは1978年に初めて登場し、世界初の4輪操舵システムや電動サンルーフなど、最先端技術を搭載した日本車として高い評価と人気を集めた。

新型プレリュードはターボチャージをなくし、「スペシャルティ・スポーツ・ハイブリッド」として生まれ変わる。2.0リットルのアトキンソンサイクルエンジンとホンダの最新e:HEVハイブリッド技術を組み合わせたパワートレインは、シビック・ハイブリッドと共通だが、よりスポーティーなフィーリングに再調整されている。

公式なスペックはまだ公開されていないが、最高出力135キロワットの電動モーターを搭載するシビックとほぼ同等で、システム全体の出力は約149キロワットと予想されている。これは2001年に販売が終了したプレリュードVTi-Rに匹敵する。

プレリュードの復活は、オーストラリア市場から消えつつあるスタイリッシュで手頃な価格のクーペ(トヨタ・セリカ、ホールデン・カリブラ、スバル・SVX、マツダ626、フォード・プローブなど)に代わる選択肢となりそうだ。

ホンダ・オーストラリアの自動車部門ディレクター、ロバート・ソープ氏は、「この象徴的な車をホンダのラインナップに加えられることを、とても嬉しく思っている」、「プレリュードはノスタルジーと走行性能を融合させた稀有な存在であり、世代を超えてホンダファンの心に響くモデルだ」と述べた。

 

ソース:news.com.au-The cult classic is back: Honda Prelude

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