一般

国防軍のフルタイム職 過去15年で最多

【ACT4日】   昨年度、国防軍(ADF)のフルタイムの職員は過去15年で最多に達した。

ADFのフルタイム職員は昨年度、1,868人増の6万1,189人だった。離職者も過去10年で最少の7.9パーセントだ。マールズ防衛相は「およそ4年振りに人員が増えている」と歓迎した。

データから新兵募集の改善は見られるものの、長時間に及ぶ選考プロセスと厳しい基準を背景に、実際に入隊したのは志願者の10パーセント未満だ。昨年度は7万5,000人以上が志願し、7,059人が入隊した。

キーオ軍人相は「長年厳しすぎると批判された身体条件が緩和され、より多くの国民が志願できるようになった」「サイバー作戦など国内で行う任務は、海外派遣される兵士のような厳しい身体条件を必要としない」「300を超える職種に合った条件で採用する」と話した。ソーシャルメディアのTikTokなど、デジタル媒体を通した求人広告も人員増に役立っている。

インド・太平洋地域で高まる緊迫に対応するため、政府は2030年代初頭までに国防軍の人員を少なくとも6万9,000人に増やしたい考えだ。

ソース:news.com.au – ADF headcount hits highest level in 15 years

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら