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新たな観光キャンペーン 日本向け広告は「あばれる君」

【ACT4日】   オーストラリア政府観光局は、1億3,000万ドルを投じてインバウンド消費の多い海外からの旅行者向けの観光キャンペーンを開始した。特に、中国で急増する中流階級を狙う。

政府観光局は4日、主に米国、英国、中国、インドそして日本からの旅行者をターゲットとする観光キャンペーン「Come and Say G’day (オーストラリアに来てグッディと言おう)」を発表した。

“クロコダイル・ハンター“の愛称で知られた環境保護活動家の故スティーブ・アーウィン氏の息子、ロバート・アーウィンさんを売りにする。米国からの旅行者向けに、急勾配の砂丘をトヨタのランド・クルーザーで走り抜ける。

アーウィンさんはさらに、中国の若手人気俳優ユー・シー(Yu Shi)とともに中国語の広告にも出演する。今年3月までの12か月で中国からおよそ86万人がオーストラリアを訪問し、消費額は92憶ドルに上った。訪問者数は昨年比26パーセント、消費額も28パーセントそれぞれ上昇した。

英国人向けの広告には人気料理家のナイジェラ・ローソン氏、インドはウェルネス・インフルエンサーのサラ・テンダルカーさん、日本向けの広告はお笑い芸人のあばれる君を採用した。

すべての広告でアニメのカンガルー“ルーディー“が「come and say g’day」と言う。

連邦のファレル観光相は「観光業は国内各地の活力源であり、何十万もの雇用を創出する」「新たな観光キャンペーンはより多くのインバウンド旅行者を呼び込み、多数の雇用を創出して経済を成長させる」と期待を見せた。

ソース:news.com.au – Tourism Australia unveils $130m campaign with a focus on China

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