【ACT5日】 連邦政府は、来年の外国人留学生受け入れを2万5,000人増やすと発表した。非常に重要な輸出産業である国際教育を守る目的だ。
来年の海外からの留学生受け入れは上限29万5,000人とする。今年より2万5,000人増えるが、パンデミックの国境再開後に留学生が押し寄せた頃と比較して8パーセント少ない。TAFEに通う留学生および国内のハイスクール終了後に公立大学に入学する留学生は含まれない。
大学は、割り当てられた受け入れ学生数を増やすよう要請できるが、2040年まで東南アジアとの関係を強化する経済戦略の一環として、東南アジアとの関わりが増えた事実を示さなければならない。さらに、国内外の学生両方に十分な住居があると示す必要もある。
留学生の内訳は中国(23パーセント)、インド(17パーセント)、ネパール(8パーセント)の順に多い。
2023/24年度、国際教育セクターの経済効果は510憶ドルに上り、25万人超を雇用した。
連邦のクレア教育相は「国際教育は金儲けだけでない。友達も作る」「学生、大学、国益を支援する方法で国際教育を成長させなければならない」と述べた。
ジャイルズ技能・訓練相はTAFEに通う留学生が上限に含まれないことを歓迎し、「職業教育訓練(VET)を履修する海外留学生は国際パートナーシップを強化する」「VETのプロバイダーは来年も自信を持って学生ビザを処理できる」と話した。
ソース:news.com.au – Labor government to increase international student cap by 25,000 for 2026 academic year