【SA8日】 SA州政府は、チャイルドケアセンターでの携帯電話や個人所有のデバイスの使用を禁止する方針だ。安全を強化することで、「州内の幼い子どもをよりよく保護する」としており、ビクトリア州と並んで、いち早く「国家モデル規範(National Model Code)」を導入することになる。
国家モデル規範では、携帯電話、タブレット、ipad、写真や動画の撮影が可能なその他のデバイス、個人のファイル保存や転送機能を持つデバイスの使用を禁止する。
SA州のボイヤー教育相によると、州内のすべてのチャイルドケア事業者は、個人用モバイルデバイスの使用を禁止する方針と手順を、独立規制機関に提出する必要がある。また、禁止措置はVIC州政府の方針と同じと説明した。
また、国家モデル規範の導入にあわせて、教育基準委員会(ESB)はチャイルドケアセンターを対象に「抜き打ち検査」を実施し、規制が適切に実施されているかを確認する。
ESBのグラモラCEOは、多くの施設がこの規範を導入しており、「非常に良い兆候」であり、多くの関係者が問題に対し積極的に取り組んでいることを強調した。また、「この規制に従わない事業者は、サービスの承認に条件が課されるなど、規制措置の対象となる可能性がある」と述べた。
ソース:news.com.au-South Australia to ban phones, personal devices in childcare centres