【TAS5日】 2028年のAFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)参入に向け、タスマニア・デビルズが2026年からVFL(ビクトリア・フットボール・リーグ)とVFLW(女子VFL)に参戦することが決まった。州民にとって長年の悲願だった“オンフィールドの第一歩”が、いよいよ現実になる。
クラブCEOのブレンドン・ゲイル氏は「2026年から、我々の物語が本格的に始まる。タスマニアの選手が州を離れずにトップレベルを目指せる環境が整うのは歴史的な意味を持つ」とコメント。ホバートやローンセストンで試合が行われる予定で、地元ファンがクラブを直接応援できる機会も生まれる。
タスマニアは2001年から2008年まで一度VFLに参戦した経験があるが、今回は2023年に取得したAFL19番目のライセンスに基づく“正式なステップ”。すでに21万人以上が創設メンバーとして名を連ねており、州全体の期待は高まっている。
一方で、新スタジアム建設をめぐっては依然として課題が残る。AFLはマクアリー・ポイントに屋根付きで2万3,000人収容のスタジアムを求めており、政治的な議論は続いている。それでもAFLのグレッグ・スワン氏は「VFLとVFLWへの参入は大きな前進」と評価し、プロジェクトの順調な進展を強調した。
2026年、タスマニアが一つのチームとしてピッチに立つ瞬間は、間違いなく州民にとって忘れられない歴史の幕開けとなりそうだ。
ソース:news.com.au – Tasmania will field a VFL team in 2026 two years ahead of AFL entry
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