【ACT11日】 アンソニー・アルバニージー首相は、太平洋諸国との首脳会議に間違ったシャツを着て現れ、注目の平和宣言を発表する前に赤面する場面があった。
アルバニージー首相は、ソロモン諸島で木曜日夜に行われた太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議に、公式の青いシャツではなくピンクのシャツで出席し、他の出席者が全員公式シャツを着ていたため、恥ずかしい思いをした。フォーラムの映像では、他の首脳たちが青いシャツを着る中、ピンクのシャツを着た首相がぎこちなく座っている様子が映っており、その後すぐに首相は正しいシャツに着替えるために部屋を離れた。
気まずい出来事は、PIF加盟国が「平和の海(Ocean of Peace)」宣言を承認する前に起こったもので、首相はオーストラリアが太平洋地域で中国と「恒久的な競争状態」にあるという指摘をかわしながら宣言に臨んだ。この宣言は、2023年にフィジーのシティヴェニ・ラブカ首相が主導したもので、地政学的緊張の高まりや気候変動の中で、太平洋地域の平和と主権を守ることを目的としている。地政学的緊張が高まる中で、島嶼国が独自に平和を守り、気候変動などの課題に対応するための枠組みとなる。
また、太平洋諸国は新たな気候基金「太平洋レジリエンス基金(Pacific Resilience Facility)」の設立も承認した。アルバニージ首相は、この基金を通じて太平洋諸国が新しいインフラ整備や再生可能エネルギーへの転換により、気候変動の課題に対応できると説明した。
首相は、承認によりオーストラリアの太平洋諸国の隣人が、新しいインフラ整備や再生可能エネルギーへの転換を通じて、気候変動の課題に対処できるようになると述べた。「私たちは皆、太平洋の家族の一員であり、経済問題や国家安全保障、気候変動の課題に協力して取り組むことが重要だ」と、首相はムンダから11日に語った。
オーストラリア連邦労働党政権は、中国の軍事的脅威が高まる中、太平洋諸国との関係強化を進めており、今回の宣言支持もその一環となる。
ソース:news.com.au – Anthony Albanese red-faced after wearing wrong shirt at Pacific Islands leaders event