【NSW4日】 シドニー東部を管轄するランドウィック市議会は、地域住民以外の来訪者に対し、人気ビーチ周辺での駐車料金を徴収する案を検討している。市議会は、現在の制度では地元の納税者が過大な負担を強いられていると主張している。
対象となるのは、クロヴェリー、クージー、マルーブラ、マラバー、リトルベイ、ラ・ペルーズ、ヤラベイの7つのビーチで、いずれもシドニー東部で人気の高い海岸だ。この地域のビーチには年間約900万人が訪れるが、そのうち84%は市の行政区域外からの来訪者である。一方で、ビーチの維持管理にかかる費用は100%が地元の納税者によって負担されている。市はビーチの維持のため、ライフガードの配置、清掃、ごみ処理、公園管理、海岸インフラ整備、公共設備の維持などに年間約2350万ドルを支出している。
今回の提案では、地元住民は許可証制度により駐車料金の支払いを免除される予定だ。市議会は現在、この提案について地域社会から意見を集めるため、6週間の意見募集期間を設けている。
ランドウィックのディラン・パーカー市長は、地域社会からの制度変更を求める声とコスト増加が背景にあると説明した。「私たちのビーチは誰のものでもあり、誰でも楽しむことができる。しかし、ビーチを訪れる人々も、その維持管理にかかる費用の一部を負担するのが公平だ。現在は、夏にビーチを利用する大多数が来訪者であるにもかかわらず、地元の納税者がほとんどの費用を負担している。これは公平とは言えず、長期的に持続可能でもない」とパーカー市長は述べた。
市長は、有料駐車場による収入はビーチサービスの向上、海岸インフラ整備、持続可能な交通手段の支援に再投資されると説明した。「清潔で安全、そして魅力的なビーチを維持するには大きな費用がかかる。それを地元住民だけが負担するのは大きな負担だ。この提案は、すべてのビーチ利用者のニーズに公平に応え続けるための仕組みを整えることが目的だ」
ソース:news.com.au – Randwick City Council floats proposal to introduce paid parking for visitors to popular Sydney beaches