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ガソリン価格ルール違反取り締まり強化へ NSW

【NSW4日】   NSW州政府は、ドライバーが給油時に最適な価格を見つけられるよう、ルールを守らないガソリンスタンドへの取り締まりを強化する新たな法案を導入する。

ミンズ労働党政権は今週、ガソリン価格の報告義務を守らない事業者への対策として法改正を提案。この法案では、正確な燃料価格や在庫状況を州政府の「FuelCheck」システムに報告しない場合、新たな違反として扱い、罰則を強化する。FuelCheckのアプリとウェブサイトでは、州内約2400カ所のガソリンスタンドの燃料価格をリアルタイムで確認できる。

3月1日から4月30日までの間に、このサービスは2200万回以上利用された。新法では、ガソリンスタンドや販売業者が価格を報告しなかった場合や、特定の燃料が在庫切れになったことを通知しなかった場合に違反となる。今回の法案は、3月に規則が改正され、燃料が利用不可になった際にはFuelCheckへの報告が義務化されたことを受けたもの。

義務違反があった場合、その場で個人には1100豪ドル、企業には3300豪ドルの罰金が科される可能性がある。さらに、12か月以内に再違反した場合は、個人で最大5500豪ドル、企業で最大1万1000豪ドルと、より重い罰則が適用される。州の消費者保護機関はこれまでに3700件の検査・再検査を実施し、約230件の罰金を科している。

アヌラック・チャンティヴォン公正取引担当大臣は、「不正行為には結果が伴う。公正な価格は、給油所での公正な行動から始まる」と述べ、中東情勢の影響が続く中でも不正は見逃さない姿勢を示した。また、企業に対する罰金の引き上げや報告義務の強化により、透明性の向上につながるとした。

公正取引委員長のナターシャ・マン氏は、FuelCheckアプリの改良に220万豪ドルが投資されたと明らかにした。「家族が給油する際には、明確で正確な情報を得る権利がある。今回の変更は、すべての人にとって使いやすいサービスにするためのものだ」と述べた。また、適切に運営している事業者を支援するため、アプリの操作も簡素化され、情報更新がより迅速に行えるようになったとしている。

ソース:news.com.au – NSW cracks down on service station failing to comply with petrol price rules

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