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食品の星評価、表示義務化へ前進

【ACT9日】   オーストラリアで、加工食品のパッケージに表示される「ヘルス・スター・レーティング(健康星評価)」を義務化する動きが加速している。これは食品の栄養価を0.5〜5つ星で分かりやすく示す制度で、消費者がより健康的な商品を選びやすくすることを目的としている。

同制度は2014年から任意表示として導入されたが、食品メーカーによる採用は低調に推移している。政府が2025年までに対象商品の70%への表示を目標としていたものの、実際の表示率は約37%にとどまった。健康団体や専門家からは、企業が高評価を得られる商品だけに表示する「選択的表示」が行われているとの批判も出ている。

こうした状況を受け、今年2月に開催された豪州・ニュージーランドの食品担当閣僚会合では、多くの州・準州政府が制度の義務化に向けた手続きを進める方針を支持した。現在、食品基準機関であるフード・スタンダーズ・オーストラリア・ニュージーランド(FSANZ)が具体的な制度設計を進めており、最終的な導入にはさらに1年程度かかる見通しだ。

医療関係者や公衆衛生団体は、肥満や糖尿病など食生活に起因する健康問題の抑制につながるとして義務化を歓迎している。一方で、一部の専門家からは、現在の評価方法では超加工食品が実際より高く評価されるケースがあるとして、制度そのものの見直しを求める声も上がっている。オーストラリアの食品表示制度は今後、大きな転換点を迎えそうだ。

ソース:abc.net.au – Push for mandatory food star ratings to stop health crisis

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