【ACT15日】 格安航空会社が、燃料価格の高騰を理由にオーストラリアからバリへの主要2路線を廃止することを決定した。
エアアジアは、ジェット燃料価格の急騰を受け、オーストラリア発バリ行きの路線を廃止せざるを得なくなったと発表した。同社は15日、メルボルン―デンパサール線およびアデレード―デンパサール線が6月18日をもって最終運航となると発表した。
インドネシア・エアアジアのアフマド・サディキン・アブドゥラフマンゼネラルマネージャーは、「この決定は、中東の地政学的不安定さによって引き起こされている世界的なジェット燃料価格の継続的な上昇に対応したものだ。現在の運航環境では、採算が取れる路線にネットワークを集中させる必要がある」と述べた。
航空会社は、すでに予約済みの乗客に直接連絡を取っており、クアラルンプール経由の便など、より早いフライトへの振り替えを進めているという。原油価格が1バレルあたり100豪ドルを超える水準で推移する中、米国とイスラエルによるイラン攻撃以降、航空機の燃料コストは2倍以上に跳ね上がっている。
米国の超格安航空会社スピリット航空も今月初め、50年の歴史に幕を下ろし即時運航停止を発表した。また、ニュージーランド航空は運賃を引き上げたものの、通期損失は3億4000万〜3億9000万ニュージーランドドル(約2億7800万〜3億1900万米ドル)に達する見通しを示している。エアアジアもこの世界的な原油ショックの影響を大きく受けている。
紛争開始からわずか3日後、重要なホルムズ海峡が閉鎖される中、同社はアデレード―バリ線を週4便から7便に増便すると発表していた。この措置は3月21日に実施され、繁忙期には週10便への拡大も検討されていた。また、3月3日にはメルボルン―バリ線の新設も発表されていた。
アデレードとメルボルン路線への注力の影響で、ダーウィン―クアラルンプール線およびダーウィン―バリ線は廃止されていた。これらの路線はそれぞれエアアジア・マレーシアとインドネシア・エアアジアが運航し、2025年3月および6月に開始されたばかりだった。
ソース:news.com.au – AirAsia axes popular Bali routes from Melbourne, Adelaide citing rising cost of jet fuel